トップメッセージ

イノテック株式会社 代表取締役社長 小野敏彦

芽生えを確かなものとし、さらなる成長を図っていきます。

当期の経営環境や業績についてお聞かせください。

わが国の経済は、堅調な企業業績や雇用環境の改善などを背景に概ね緩やかな回復基調にあるものの、米中貿易摩擦が世界経済に与える影響や中国をはじめとするアジア新興国における経済の減速懸念など、先行きが不透明な状況が続いております。

こうしたなか、当社の主力事業である自社製テストシステムは、半導体市況悪化の影響を受け第4四半期に需要が低下したものの、前期実績を大幅に上回りました。また、ガイオ・テクノロジーやSTAr Technologies(以下、STAr)などの子会社も、引き続き概ね堅調に推移しました。

その結果、当期の業績は、売上高298億4百万円(前期比3.7%増)、営業利益19億55百万円(同57.1%増)、経常利益24億59百万円(同103.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益14億93百万円(同107.1%増)となりました。

来期の業績見込みをお聞かせください。

2019年度(2020年3月期)の経済状況は、米中貿易摩擦や日本国内での消費増税などによって、国内外問わず厳しい状況が予想されます。こうしたなか、2018年度後半からメモリー市況が悪化しており、高い収益性で業績を牽引してきたテストシステム事業も厳しい状況が予想されています。

しかしながら、アイティアクセスの電子マネー決済システムやレグラスのAIカメラシステムなど新規分野において収益貢献の芽も出てきています。新たにスタートした中期経営計画のもと、こうした芽を伸ばせるよう尽力していきます。株主の皆様には、引き続き変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

2019年6月

代表取締役社長小野 敏彦