トップメッセージ

イノテック株式会社 代表取締役社長 小野敏彦

大胆な構造改革の成果を持続的な成長に活かします。

当期の経営環境や業績についてお聞かせください。

2017年度(2018年3月期)のわが国の経済は、堅調な企業業績や雇用環境の改善、底堅い個人消費などに支えられ、緩やかな拡大基調で推移しました。

こうしたなか、イノテックグループはHDD※販売事業からの撤退の影響はあったものの、より高付加価値な商品・サービスの提供に努め、新規顧客の開拓や既存顧客との関係強化を図りました。その結果、ガイオ・テクノロジーやSTAr Technologies(以下STAr)、三栄ハイテックスなどの子会社は引き続き堅調に推移しました。また、新規事業のモデルベース開発や2018年2月にアイティアクセスが買収したビッグバレーも業績に貢献しました。

これらの結果、当期の売上高は287億35百万円(前期比0.4%減)、営業利益12億44百万円(同24.5%増)、経常利益12億8百万円(同3.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益7億21百万円(同10.6%減)となりました。

その結果、当期の売上高は288億63百万円(前期比7.6%減)、営業利益9億99百万円(同1.2%減)、経常利益12億51百万円(同7.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益8億6百万円(同9.0%増)となりました。

今後の成長に向けた戦略や来期の業績見込みをお聞かせください。

当社グループは、環境変化のなかで持続的な成長を果たすべく、2014年11月に発表した中期経営計画のもと、大胆な事業構造改革を推進してきました。2018年度(2019年3月期)は、この計画の最終年度にあたります。

計画の発表から3年間にわたり、商社型ビジネスからコンサルティングを軸としたソリューション・ビジネスへの転換を図ってきましたが、一部の事業からの撤退による売上の減少や、新規事業の立ち上げの遅れなどにより、数値目標の達成は厳しい状況にあります。しかしながら、ポートフォリオ改革による収益体質の改善は着実に進んでおり、その成果を次の中期経営計画に活かしていく考えです。株主の皆様には、引き続き変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

2018年6月

代表取締役社長小野 敏彦