トップメッセージ

イノテック株式会社 代表取締役会長 澄田誠 / イノテック株式会社 代表取締役社長 小野敏彦

環境変化が続くなかで、引き続き大胆な構造改革に取り組みます。

当期の経営環境や業績についてお聞かせください。

イノテックグループは、2017年1月5日に創立30周年の節目を迎えることができました。これも株主の皆様のご支援・ご指導の賜物であり、心よりお礼申し上げます。

2016年度(2017年3月期)の景気動向は、足踏み状態から緩やかな回復へと推移するなか、欧米諸国の政治情勢の影響など、先行きには引き続き不透明感があります。

こうしたなか、当社グループは、より高付加価値な商品・サービスの提供に努めることで、既存顧客との関係強化や新規顧客の開拓を図り、機能検証ツールなど車載分野を中心に成長したものの、半導体設計用(EDA)ソフトウェアにおける大手顧客の販売権移管等が売上に影響しました。また、自社製テストシステムは一部国内向け販売が低調でしたが、海外向け中心に収益性は改善しました。

その結果、当期の売上高は288億63百万円(前期比7.6%減)、営業利益9億99百万円(同1.2%減)、経常利益12億51百万円(同7.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益8億6百万円(同9.0%増)となりました。

今後の成長に向けた戦略や来期の業績見込みを
お聞かせください。

当社グループは、環境変化のなかで持続的な成長を実現するため、中期経営計画のもとに大胆な事業構造改革を推進しています。その一環として、ソリューション事業への“選択と集中”を進めるため、前期の電子デバイス販売事業に続き、来期にはHDD販売事業からも撤退する計画です。

その一方で、新たな収益の柱となる新規事業については立ち上げが遅れており、来期業績は厳しいものになると見込んでおります。
とはいえ、中期計画の最終年度となる2018年度(2019年3月期)には新規事業の収益貢献が本格化する計画であり、数値目標については現状を維持し、最後まで挑戦する考えです。株主の皆様には、引き続き変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

2017年12月

代表取締役会長 澄田

代表取締役社長 小野 敏彦