トップメッセージ

イノテック株式会社 代表取締役社長 小野敏彦

環境変化に対応し、中長期の成長への基盤を固めます。

当期の経営環境や業績について

2021年度(2022年3月期)の日本経済は、欧米や中国などの経済活動回復に伴う輸出や設備投資の改善、新型コロナウイルス感染症対策の緩和による消費の回復など、景気に持ち直しの動きがみられたものの、半導体の世界的な需給ひっ迫やサプライチェーンの混乱による部材供給難、ウクライナ情勢や資源価格の高騰が世界経済に与える影響など、依然として予断を許さない状況が続いています。

こうしたなか、イノテックグループの当期の業績は、メモリー向けテスターの需要が旺盛だったことに加え、EDAソフトウェア、受託サービスが概ね堅調に推移しました。

これらの結果、売上高372億38百万円(前期比14.5%増)、営業利益25億85百万円(同32.3%増)、経常利益29億84百万円(同21.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益21億94百万円(同43.0%増)となりました。

2022年度の業績見込みについて

2022年度(2023年3月期)は、新型コロナウイルス感染症対策の緩和により、社会経済活動の正常化が一定程度見込まれるものの、急速な円安の進行の影響が懸念されるほか、半導体の世界的な需給ひっ迫や部材調達難についても、引き続き予断を許さない状況が予想されます。

当社グループにおいては、前期に多額の為替差益等が計上された反動により、経常利益以下については減益を見込みますが、引き続き部材調達難への対応を進め、国内向けのメモリーテスター等の堅調な需要に応えるほか、今後の需要回復が見込まれる市場で追加案件や新規顧客の獲得を図り、収益の拡大を目指します。

株主の皆様には、引き続き変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

2022年6月

代表取締役社長大塚信行