設計解析ソリューション統括部

設計解析ソリューション統括部は、モデルベース開発(MBD)とノイズ解析を専門としています。

近年、組込み業界では、求められる機能が高度化、多様化しており、これに対応する制御システムも複雑化しています。このような複雑なシステムを限られたリソースで迅速に製品化するには、開始段階から効率良く開発を行う必要があります。それを実現する開発手法が「モデルベース開発(MBD)」です。

設計解析ソリューション統括部では、長年さまざまなハードウェア、ソフトウェア業界に携わった経験と、数値解析ツール開発により培った高等数学、物理理論、制御アルゴリズム等の学術的知見をベースに、MBDを用いて、お客様の複雑化したシステムの商品開発をサポートします。

また、開発の自動化によって、お客様が注力すべき設計や管理等の課題に、より多くの時間が割けるような環境作りも提案します。

当社のMBD受託開発サービスは、自動車の先端技術分野をはじめ、鉄道、船舶、さらに医療分野へと拡大しており、高等数学、物理理論、制御アルゴリズム等の学術的知見を駆使し、社会のさまざまな課題に対応する開発プラットフォームとして貢献していくことを目指しています。

不具合を実機試験段階前に解消

MBDが最大の効果を発揮するのは、設計段階でのシミュレーションです。自動車業界で喫緊の課題であるADAS(自動運転システム)の開発において、安全性の確保は決して譲れない絶対条件です。

しかし、制御用ソフトウェアや機能部品が、いかなる想定のもとでも意図した通りに動くことを検証するために、その都度、実機試験を行うことは時間的・経済的負担が大きくなります。

設計段階で、膨大なシミュレーションを高速に実行し、実機試験段階前にできるだけ設計ミスや機能の不具合を解消しておくことで、短期間で効率的に設計完成度を高めることが可能になります。

ノイズ解析の超高速化に貢献

イノテックは、2012年にギガヘルツテクノロジーの株式を取得し、2015年に吸収合併しました。

ギガヘルツテクノロジーは、設計フロー上流の回路設計における電源品質の解析を、それまでの100倍以上の高速で実行できる数値解析シミュレーターを開発。その優れた技術力が当社のさまざまな設計解析ソリューションで発揮されており、お客様のシステム開発の迅速化や高品質化、さらに設計作業における省人化にも貢献しています。