マテリアリティ
イノテック株式会社は、持続可能な社会の実現や企業価値の向上に向け、経営理念やサステナビリティ基本方針をベースとした当社グループのサステナビリティに関する重要課題(マテリアリティ)を特定し、事業活動を通じてマテリアリティに掲げた課題に積極的に取り組むことにより、当社グループのサステナビリティ活動のさらなる充実を図ります。
マテリアリティ特定プロセス
当社は、グループのマテリアリティについて、以下のプロセスにより特定を行いました。
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①経営理念やサステナビリティ基本方針の確認
当社の経営理念やサステナビリティ基本方針で掲げている概念を重要視することを確認しました。
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②重要課題候補の抽出
GRIスタンダードやSDGsなどの国際的なガイドラインを参照して当社グループがビジネスを通して解決すべき社会課題を整理し、それぞれの重要度を検討したうえで、ダブルマテリアリティの考え方も踏まえて重要課題候補のリストアップを行いました。
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③経営層による検討
リストアップした重要課題候補について、経営層による検討、議論を重ね、重要課題候補の優先順位付けや絞り込みを行いました。
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④マテリアリティの特定
経営層により絞り込まれた重要課題候補について社員から意見を募集し、常勤役員のほか社外役員も出席する経営会議で議論した上で、それらの意見を反映し、イノテックグループのマテリアリティを特定しました。
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⑤取締役会による確認
特定したマテリアリティを取締役会にて報告し、内容を確認しました。
イノテックグループのマテリアリティ
イノテックグループのマテリアリティは次の5つであり、今後それぞれの重点テーマについて具体的な施策の実行、評価、改善を継続的に行います。
マテリアリティのKPI
イノテックグループのマテリアリティのKPIと実績は以下の通りです。
マテリアリティ |
KPI |
2022年度 実績 |
ヒューマンキャピタル マネジメント |
- 女性管理職比率 2025年5%、2030年10%(国内)
- 新卒女性採用比率 30%以上(国内)
- 男性育児休暇取得率 50%以上(国内)
- 有給休暇取得率 70%以上(国内)
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- 女性管理職比率 3.6%(国内)
- 新卒女性採用比率 18.8%(国内)
- 男性育児休暇取得率 106.7%(国内)
- 有給休暇取得率 79.5%(国内)
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サプライチェーン マネジメント |
- 仕入額の80%以上から行動基準の同意書入手(単体)
※RBA加盟の仕入先は行動基準同意とみなす
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- 仕入額の87.9%から行動基準の同意書入手(単体)
※RBA加盟の仕入先は行動基準同意とみなす
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エレクトロニクス技術を 通じた社会課題の解決
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社会との共生と 持続可能な未来への貢献
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- 2050年までにScope1・2の温室効果ガス排出量を実質0に
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当社ESGサイト「TCFDの枠組みに基づく開示」をご覧ください。
(https://www.innotech.co.jp/esg/environment/tcfd/)
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経営基盤の整備
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- ROE 8%超、 ROIC 8~10%
- 重大な情報セキュリティ事故0件
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- ROE 7.3%、ROIC 5.0%
- 重大な情報セキュリティ事故0件
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