①　(50分)　車載サイバーセキュリティ規格対応へのツール活用について～勘所の紹介～　 SGSジャパン株式会社 C&PConnectivity 機能安全マネージャ　 青木友保氏　　

2021年5月に公開された車載サイバーセキュリティ規格 ISO/SAE FDIS 21434、及び関連するUN ECER155/156（※1）への対応を迫られているご担当者の方も多いと思います。サイバーセキュリティに関する規格、法規、ソフトウェア更新に関する法規ですが、それぞれの要素が相互に関連し、さらに時間(version)も加わるため、規格/法規対応を進めていく上で、全体の管理が非常に複雑になってしまいます。今回のセミナーでは、管理を行う上で、具体的にどのようなポイントを人手による管理で残し、どのようなポイントをツール支援するか、ご紹介いたします。今後のサイバーセキュリティ規格/法規対応を進めていただくための勘所を抑えた内容となっておりますので、ぜひご参加ください。（※1）R155: Cyber security (ISO/SAE21434)、R156: Software Update (ISO24089)

②　(50分)　脱Excel !!　サイバーセキュリティ対応のためのトレーサビリティ管理の勘所 株式会社ベリサーブ プロセスエンジニアリングサービス開発部 プロダクトサービス開発課 課長　横田浩行氏　　　　　　

ISO/SAE 21434のサイバーセキュリティ規格への対応には、セキュリティ要求が確実・完全に実装されていることを確認・証明するためにトレーサビリティ管理が必要になります。特にセキュリティ要求は機能安全に関する要求とは完全に切り離すことができず、相互の関連や影響を確認しながら開発を進めることが重要になります。この関係性は非常に複雑になり、Excelでのトレーサビリティ管理では限界になるであろうと考えられます。本セッションでは、ISO/SAE 21434に対応したフォーマットを使って、「ConTrack」での実践的なトレーサビリティ管理をデモを交えながらご紹介します。

③　(50分)　車載向けセキュリティソリューション、およびISO21434対応向けペネトレーションテストサービスおよびテストツールのご紹介 　　　　　　　　　 Secure-IC KK マーケティング & テクニカルチーム 　高崎 裕美子氏、トーマス ペリアニン氏、ヴィッレ ウリマウル氏

IT化が進む自動車においてサイバーセキュリティの要求が高まるなか、安全性とセキュリティを同時に確保する技術として、ECU向けの統合HWセキュリティモジュール、および攻撃検出と同時に誤動作や異常を検出できる故障注入攻撃検出器をご紹介します。また、自動車向けセキュリティ規格（ISO/SAE 21434）対応に向け、ECUやシステムを対象としたペネトレーションテストサービスをデモを交えてご紹介し、Secure-IC社が開発したソースコードレベルから実デバイスレベルまで評価可能なテストツールをご紹介します。

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