概要:
自動運転技術の進化とともに、自動車産業は未曾有の変革期に突入しています。
本セミナーでは、以下のトピックに焦点を当てます。
1)安全管理システム(Safety Management System:SMS)の重要性
2)複雑なシステム開発における効率的なトレーサビリティツールの活用例
3)サイバーセキュリティ攻撃への対応と対策
4)モデルベースデザイン(MBD)の適用による機能安全対応
5)SDV/HPC化時代の車載システムの大変革と機能安全アプローチ
本セミナーでは、自動車産業の機能安全とサイバーセキュリティに関する最新の知識を共有し、業界の発展に向けた議論を促進します。
ご興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください
主催:イノテック株式会社 ICソリューション本部
協賛:SGSジャパン株式会社 株式会社ベリサーブ
開催日時:2024年2月16日(金) 13:00 ~16:30
参加概要:ZoomによるWEBライブ配信のみとなります。
参加費:無料
自動運転車(AV)における安全管理システム(SMS)が話題となっています。
SMSを実証する包括的な文書として、リスク管理、安全ガバナンス、設計・開発プロセス、コミュニケーション・チャネル、責任の所在、製造の堅牢性、サプライチェーン管理、安全に関連するインシデントの監視、SMS文書の定期的な更新などが含まれます。
SMSの要素は既に各社で確立されているものですが、SMS監査時に提供する文書は、製品のライフサイクル全体を通して、SMSが確実に実施され、SMSが効果的なプロセス/方法論/ツールを有し、最新状態を維持し、組織内で遵守されていることを証明する文書であることが求められます。
来たるべきSMS監査に備えて、典型的な課題や、現時点で準備しておくべき事項について紹介いたします 。
ISO 26262の発行から10年以上が経過し、ConTrackも多くの機能安全規格対応プロジェクトで利用いただいています。
本セッションでは機能安全規格やA-SPICE、CSMSなどで要求されるトレーサビリティ管理について、効率よく対応するためのTipsや使い方の事例をご紹介いたします。
また、より多くのプロジェクトのQCD向上を後押しすべく、今後の開発ローマップをお話します。特に、統合的なドキュメント管理基盤として実現を目指す"Document-DevOps"がどういったものなのか、どういった価値をもたらそうとしているのかについてご紹介いたします。
自動車産業における大きな技術変革に伴い、業界は新たなサイバー攻撃の脅威からシステムを守るという課題に直面しています。本講演では、自動車システムにおけるサイバーセキュリティの課題について説明し、組み込みサイバーセキュリティの重要性と、自動車の安全確保に与える影響について考察します。
自動車、航空機、医療機器などの高信頼性システム向けのソフトウェア開発では、機能安全規格の要件を満たすような高い安全性の確保が求められています。2011年と2018年に正式発行された自動車の機能安全規格ISO26262の第一版と第二版において、モデルベースデザイン(MBD)の手法が明確に記述されています。
本セッションでは、MathWorksのMBDツールチェーンを用いて、ISO26262の認証取得に向けたシステム設計プロセスの全体像からMBDによるソフトウェア設計の詳細およびハードウェア設計の概要までご紹介いたします。
自動車産業を取り巻く環境は100年に1度の大変革時代と言われており、
欧米をはじめとして日本でも車載ECUの統合化が進み、2020年頃から
SDV(Software Defined Vehicle)化された車両が増えてきています。
本講演では、HPC&SDVされた車載システムのトレンドを説明し、
HPC&SDV化の進展により発生する車載システムの大変革とそれに伴う課題を挙げ、
ADAS/Cockpitが統合する車載システムの機能安全アプローチについて説明します。
また、HPC開発時に必要となる弊社ツールQTEについても紹介させて頂きます。
都合により内容が変更になる場合がございます。
※同業他社の方はお断りさせて頂く場合がございます。
予めご了承ください。
お申込期日: 2024年2月16日(金) PM12:59まで
部署名:イノテック株式会社 ICソリューション本部
E-mail:ics-promo@innotech.co.jp