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【使いこなそう PSpice #8】
PSpice パラメトリック解析(1)(変数定義と初期値設定)

動画について

この動画では、パラメトリック解析の第 1 回として、部品の定数をパラメータ変数に置き換える方法と、@PSpice テキスト指示による変数定義・初期値設定を解説します。
RC フィルタ回路のコンデンサ C1 を例に、部品の Value フィールドに {cval} と入力してパラメータ参照に変更し、回路図上に @PSpice: .param cval=1n テキストを配置することで変数名と初期値を定義します。
最後にシミュレーションを実行して、元の固定値と同じ解析結果になることを確認します。

このような方におすすめ

  • ・「抵抗値を変えたら特性がどう変わるか」を効率的に確認したい方
  • ・設計最適化で複数の部品値を比較検討したい方
  • ・部品の製造バラつき(トレランス)が回路に与える影響を評価したい方
  • ・PSpice の .param コマンドを初めて使う方

動画タイムライン

00:00

パラメトリック解析とは

・回路中の定数を変更しながら回路の特性変化を見るにはパラメトリック解析を用いる
・RC フィルタ回路のコンデンサの定数を変更しながら AC 解析を行う例を提示

0:21

C1の値を変数参照に変更

・コンデンサの定数 1n をダブルクリックして「属性表示」ダイアログを開く
・値フィールドに半角英数字で {cval} と入力して OK をクリック
・中括弧で囲まれた文字は PSpice で変数として扱われる
・この編集でコンデンサの定数は変数 cval の値に置き換えられる

1:04

@PSpiceテキストの入力

・Capture のメニューから 配置 > テキスト を選択
・テキストの配置ダイアログ上部のテキスト欄に @PSpice: と入力
・Ctrl キーを押しながら Enter キーを押すと入力欄が改行される
・続けて .param cval=1n と入力する

1:43

テキストの配置と記述の意味

・OK ボタンをクリックすると、テキストがマウスカーソルにアタッチされる
・回路図の適当な場所で左クリックしてテキストを配置
・@PSpice: の記述で PSpice のコマンドをネットリストに書き出せる
・.param は変数を定義するコマンドで、cval=1n が変数名と初期値

2:20

動作確認(AC解析の実行)

・この状態で AC 解析を実行すると、変数 cval には初期値 1n が指定されている
・コンデンサ C1 の定数には 1nF の値が代入される
・回路図を編集する前と同じ解析結果になることを確認

動画のポイント・学び

  • ・部品値の変数参照は中括弧で囲む。{cval} の { } を忘れると変数として扱われない
  • ・変数定義には @PSpice テキスト指示を使う。@PSpice: .param cval=1n を回路図の空きスペースに配置するだけでよい
  • ・@PSpice: プレフィックスが重要。これがないとテキストは通常の注釈として扱われ、PSpice に認識されない
  • ・初期値は .param 変数名=値 の形式で記述。例:cval=1n で変数名と 1nF の初期値を同時に定義
  • ・変数定義後のシミュレーション結果は元と同じになる。初期値が固定値と一致していれば同一の解析結果が得られ、正しく設定されたことを確認できる

次のステップ

【使いこなそう PSpice #9】PSpice パラメトリック解析(2)(解析の実行)

次回は、今回定義した変数 cval をシミュレーション設定でスイープさせ、コンデンサの容量を変えながら AC 解析を実行する手順を扱います。

次のステップはこちら

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