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社長インタビュー

中期経営計画の目標達成に向けて、さまざまな構造改革を推進し、順調なスタートを切りました。代表取締役社長 小野敏彦

Q. まずは1年目を終えた中期経営計画の進捗についてお聞かせください。

A. 中期経営計画の柱となる「グループシナジーの強化」に向けた体制整備が順調に進展しました。

イノテックグループは、激しい環境変化に対応して確かな成長を実現するため、2018年度を見据えた中期経営計画を策定し、グローバルな視点で大胆な事業構造改革を推進しています。
その柱となるのが、グループシナジーの強化に向けた組織改革です。計画スタートに際し、当社の組織を機能検証ツールや半導体検査装置など事業分野ごとに再編し、対応するグループ会社との一体経営を実現しました。加えて、当期はノイズ解析の分野で高度な技術をもつギガヘルツテクノロジーを吸収合併し、ノイズ対策ソリューションを軸にしたシナジー創出を加速させました。
このほかにも、各分野でグループ内連携によるソリューション提案力の強化・拡充が進んでおり、まずは順調なスタートが切れたと考えています。

Q. 事業構造改革の方向性について教えてください。

A. 「3つの変化」それぞれについて、グループシナジーを活かしながら、着実な成果を上げています。

中期経営計画では、「3つの変化」を推進してきましたが、当期はそれぞれについて着実な成果を上げることができました。
まず、「製品ビジネスからソリューション・ビジネスへの変化」ですが、その背景には、かつての主力であったデバイス事業において、市場が成熟化するなか、価格競争に巻き込まれることなく利益を確保し、着実に成長を持続させるためには、より高付加価値なソリューション・ビジネスへの転換が不可欠だという認識があります。当期は、デバイス事業が深化し、新たな柱の1つと考える「組込みシステム」において、必要な機能をパッケージ化し、そのまま実装・使用可能な「制御ユニット」として提供するなど、さらなる高付加価値化を推進し、より広範なお客様からの受注を獲得できました。

「国内ビジネスからグローバルビジネスへの変化」については、国内市場の成長が鈍化するなか、海外市場の成長力を取り込むことが喫緊の課題だと考えています。当期は、これも柱の1つである「半導体検査装置」において、台湾に本拠を置くSTArTechnologiesのグローバルなネットワークを活かして、海外販路の拡大を着実に進めました。
「半導体市場から最終製品市場への変化」は、最終製品メーカーにおけるデバイスの自社設計・開発の増加をビジネスチャンスと捉えたものです。デバイス開発には多様な要素技術が必要になりますが、個々の要素技術が高度化するなかで、全体像の把握や異常発生時の原因究明が困難になっています。当社はグループの総合力を「システム全体を俯瞰し、課題を発見できる力」として発揮することで、最終製品メーカーにおけるデバイス開発に上流工程から参画。特に自動車分野では、車載デバイスの機能検証ツールに強みをもつガイオ・テクノロジーとの協業が大きな成果を上げています。

Q. 計画目標の達成に向けたビジョンをお聞かせください。

A. 厳しい環境が続くなか、高収益ビジネスの成長を加速させることで目標達成を図ります。

中期経営計画1年目となる当期は、さまざまな成果を上げることができたものの、経営環境としては想定外の事態も少なくありませんでした。特に、国内エレクトロニクス業界大手の不振は、来期以降の業績にも影響を与えかねないと危惧しています。とはいえ、これまで述べてきたような取り組みを通じて、新たな収益の柱となる事業を育てるという方針に変わりはありません。厳しい環境が続くなか、これらの取り組みをさらに加速させることで、最終年度となる2018年度には大きな果実を実らせ、目標を達成できるものと考えています。
なお、こうした構造改革および事業拡大を、効率的かつ適切に促進できるよう、独立社外取締役2名の選任や、コーポレートガバナンス・コードに対応したガイドラインの制定など、ガバナンスにも取り組んでいます。

今後も、当社グループの力強い成長にご期待ください。

2016年6月
代表取締役社長 小野 敏彦
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